先物取引の真実

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先物取引の特徴とキーワード

先物取引は、ある商品をある期日にある価格で購入することです。

この機能により、その商品の価格がどんなに変動しても確実に思った価格で購入することができます。

また、資金効率が良いことも特徴です。例えば株1000万円購入しようとすると現物取引では1000万円が必要になりますが、先物取引は20万円程度で済みます。

この20万円を証拠金と呼びます。本当は、未来のある日に取引するのですからその日まで資金は必要ないのですが、本当に買うつもりがあるのか証明するために支払うのが証拠金です。例えば、株の信用取引では200万円ほど必要になりますので10倍の開きがあります。

証拠金の計算方法は、非常に複雑で証券会社によっても変わります。先物取引の概念を知るためには不必要な知識なので割愛します。

先物取引の歴史

あまり知られていませんが、日本は先物取引先進国です。

最初に始まった先物取引は大阪の米市場です。大阪市場では日本で流通していた米の40%を取り扱う大市場でした。

大阪市場では現物で取引する煩わしさから逃れるために米手形を発行していました。いついくらで買う内容が書いてある手形です。しかし、手形を発行しただけでは相場変動で大きな損をしてしまう可能性があります。

そこで考え出されたのが以下の仕組みです。
まず現在の相場で、一ヶ月後に売る手形を発行します。同時に一ヶ月後の相場で買う手形を同時に発行するのです。

この仕組みは買うケースでも成り立ち、上手に価格変動リスクを避けています。
また、証拠金制度もすでにありました。

現在の先物取引の仕組みを実現していました。当時から市場の仕組みで価格変動リスクの軽減と取引の信用を担保していたのです。